来客あり

本日はオーダーのお客様が来られました。
とは言え、見知ったお友達ですけどね。(^-^)


実は週末にリードを注文したいとの電話が来まして、「今、運転中なので口で言っても忘れちゃうからメールで送ってもらえます?」と言ったら、何やら大量注文でした。(*-*;)

で、注文を煮詰めたいので直接家へ来ていただきました。
カラーリングは思い浮かんでも、それにストーンの組み合わせを考えるのは意外と大変なのです。


途中で1本増えちゃったりして、注文は終了したのですが、ついでに再び出戻ってきちゃったリードがありました。

アジアで納品した日に戻ってきちゃって、金具を増やして修理したリードです。(写真は完成した時のもの。)
ピューターが七宝焼きの中に入り込む事はなくなったんですが、その代わりに七宝焼きがピューターを抜けて出て行っちゃうそうで。
もう、これは金具に無理があるのでちょうど銅色の透かし飾りがあったのでそちらに変更するという事になりました。

…今度こそ、落ち着いてくれるといいんだけど。(^-^;)

単独展

行ってまいりました。(^-^)

うん、ま、うちの甘ったれは3席でした。
急遽、旦那が引くことになってわたわたしてましたので、まあまあだったんじゃないかな?(あ、オーナーハンドラーで遊んでるだけですんで。(^-^;)
それにしても、3席とかもらうようになったのね〜というのが感慨深い。
ほら、パピーだと、オズとオズの兄ちゃんだけのパターンが多いので。いつも2席だったりします。出陳が少ないから。
あ〜、彼の名誉のためにいっときますが、駄目なのはハンドラー(自分(^-^;)と、彼の性格が原因です。
一緒に走るとルンルンになってはしゃぎだすんだもん。今日は旦那だと気持ちビシッと走ってくれるようなので交代してもらいました。(旦那は超初心者です。)
…もうちょっと、性格が落ち着かないといいリボンはもらえなさそうです。

ところで今日の単独展はジャックラッセル、ブルドッグボルゾイパピヨンの4犬種だったので、たまたま犬種が合いオーダー受けていたものを渡すことができました。


初めての六つ組リードです。
全長95.5cm ホワイト/Pピンク/Pブルー
参考価格 ¥10,500


紆余曲折ありました。(^-^;)
最初、製作してみたのですが、どうも真ん中に芯がないと編んでいる革のテンションが安定しないのです。テンションが安定しないと、場所により太さに差が出ます。
もうね、いい加減なものを渡したくはなかったので芯を入れて作り直しです。
で、次は牛の丸レースを芯にしたのですが、ちょっと太くなった上に硬いんです。リードは長さの調整に自分の手の中で折りたたんだりしますが、こう固いと小さくは折りたためない。(という硬さでした。)
という訳でこれも、没。
結局、適材の芯を探し当てそれで完成したわけですが、時間がかかりお待たせさせてしまいました。


ただ、ものは良いものだと思います。
4本よりしっかりしているので、普段のお散歩用にも使えるかな、と思っています。いつか自宅用に1本作ろうかなぁ。(^-^)

ゴージャス?

GWです、…が!
3、5日がドッグショー、4日はコミティアに行く予定でして、ショー合わせでリードも編んでいたり、旦那もオーダーをこなしていたり(旦那はカメラケースなどの革小物を製作しています。>興味のある方はリンクよりどうぞ。)なので、連休という実感がなかったりします。(^-^;)


本日、完成、明日会場渡し予定のリード。


全長78cm シルバー/カッパー
参考価格 ¥5,870


注文受けた時、どきどきした1本。
銀&銅という光物同士の組み合わせだったんです。
すごく派手になるんじゃないかな〜??とびくびくしたのですが、思ったよりもしっくりまとまり、しかも何とも上品な仕上がりに。
う〜ん、光物同士侮れない!
ストーンに小ぶりで同系色のものを持ってきたのも良かったみたいですね。

爽やかな早春のドクロ



全長1m14cm モスグリーン/Pグリーン/ホワイト
参考価格 ¥9,820


昨日、発送のリード。
「爽やかな早春の…ドクロ。」と勝手に銘々。(^-^;)


カラーリングがすごくいいんです。
白、モスグリーン、P.グリーン。
しかも、白基調の白&P.グリーンと濃い色のモスグリーンとのチェック。
編み始めたら、「うわっ、綺麗、素敵〜。」と呟く感じ。(^-^)
でも、編み進めると入れなきゃならないドクロの飾り…。

うん、大丈夫、ショー会場で遠くの人からまさかそこにドクロがあるなんて、思いも寄らないし。うわ〜、って思うのは私だけだから。
な〜んて、思いながら編み編みしてました。
友人のだからって、言いたい放題だけど(^-^;)、そのセンスはものすごいと思いますよ。ドクロを反転させて対称にするなんて、私は思いもしなかったもの。

赤い薔薇

以前、オーダー頂き、製作してみたらオーダーに食い違いがあり、再オーダー取らさせて頂いた物です。


全長1m01.5cm ブラック/シルバー
参考価格 ¥8,790


普通よりもストーンの間が空き気味になっています。

珍しいピストルカン仕上げ。


バーニーズは以前飼っていましたので、「黒とシルバーだけで、もう少し色味が欲しいなら赤が似合いますよ。(^-^)」と助言させて頂きました。
バニは白黒茶の色彩ですが、茶の色は血統証には大抵「ラスト」と書かれています。ラストとは赤錆色の事で、赤みを帯びた茶色なのです。
なので、もともと黒に赤が似合ったりしますが、バーニーズは特に茶色が赤っぽいので余計に赤が似合うのです。

ストーンのトンボ玉の中にバラが描かれており、その赤を取り入れたデザインとなりました。

兄弟達。

実は月曜日と水曜日は変則休日です。
(親の会社で働いているので、忙しい時は休日返上だったりします。(T_T)
休める日はちゃんと休んで、こちら(リード)の仕事もすすめないとね。


という訳で、ブリーダーさん宅へリードの納品です。
ブリーダーとは言っても、まぁ、お友達です。
我が家の2頭のボルゾイ達は両方そこから来ていますが、ボルゾイが欲しくて知り合ったわけではなく、以前いたバーニーズをショーに出すのにショップで洗ってもらったら、そこの方もボルゾイをショーに出していた、という事。
近所なので、近いところでショーに出すとばったり会ったりして、…お友達に。


…お友達になりすぎて、
「アジアに出したいんだけど…。」
「あ、うちも出すから無理!(^-^)」
「…ですよね。自分でやります。」
シャンプー断られてみたり。(^-^;)
ま、ね。ボルゾイも大型というか超大型犬の部類だし、バニもそうだから。(しかも、バーニーズは洗うの大変なんです。サイズも毛質も。)


ま、そんな仲の人です。
ブリーダーという言葉の響きほど、他人ではない。
しかも、今回のリードは我が家の子の兄弟用。(^-^)


全長73,5cm ブラック/レッド
参考価格 ¥6,590


うんうん、私にはないセンス。
でも、一部に大受けというか、この方向もあり!と旦那が関心を示していました。男の人なんか好きなんじゃないかな?
実際に使用すると、すごく目に飛び込んできます。




全長73,5cm モスグリーン/P.モスグリーン/ゴールド/Pピンク
参考価格 ¥7,130


これは、注文頂いた時から不安でいっぱいでした。
カラーがモスグリーン、Pモスグリーン、ゴールド、Pピンク。
私的に取りとめのない色彩だったので。
ただ、すごく良い冒険だったのは細かくストーン(今回はピューター)が入っていたこと。
通常はリードがたるんだ時にきれいに見えるように3ヶ所にストーンを入れるわけですが、4cm置きに細かく入れることによって、リードのたるみ方がとても滑らかに見えました。

…製作過程は思ったより、大変でしたけどね。
結んでも、結んでも、まだ結ばなきゃ…。(T_T)
結び目10ヶ所以上は追加料金もらおう!と誓いました。
大変だったよう。

あつ〜い。(+革の話。)

ひたちなかのドッグショーに行ってきました。

本日の納品。


全長110cm ピンク/ゴールド/ラベンダー
参考価格 ¥7,060


先週のスパニエル系のお客様の3本目です。
(もともと、3本一緒にご注文頂きました。)

この方、実はアメリカでもリードをオーダーしたこともあるとかで、実は気に入ってもらえるか、お眼鏡に適うかどきどきでした。
でも、いろいろ会場で相談したり、自分が今まで触れてきた犬種とは、種類もサイズも違う話を聞けたのですごくためになりました。
サイズの割にはスパニエルやレトリーバーの7グループは活動的そうでした。
ちらっと「革のリードは消耗品だから。」と口にしたのを聞いた時、そう思いましたね。(^-^;)


確かに革リードは切れるんです。
切れやすいわけではないんですが、革という素材なので負荷を掛け過ぎたり、傷が多くなってきたりして、何かのきっかけがあれば切れない素材ではありません。
自分でも以前飼っていたバーニーズに牛革の首輪(幅はあるけど、チョークで締まるタイプでした。)を付けていて、ぱっつり切れた事があります。(T_T)

ただ、それを判っていてもなお、革リードは美しさや、存在感の点でよく売られているナイロンのリードより上だと思われますし、革という素材は犬へのあたりが良いはずです。
(両方を自分の皮膚に当ててこすると良く判ると思います。ナイロンはやはり擦れるとチリッと痛みますが、良い革は湿った感じがあり、それほど痛みは感じません。)
そして、犬がひっぱってショックがかかった時に、人にも犬にも強い衝撃が行かず、革が吸収するという特性もあります。


ま、うんちくはこの辺にしておきましょう。(^-^;)
要は革リードは使い方や犬によっては切れることもあるけど、それを補ってなお使用する価値のある良い特性がある、という事です。

特に私の使用している革は牛より少し伸びやすいという特性がありますので、その辺だけ注意してもらえると助かります。
伸びやすいということはショックは吸収しやすいので、例えばチョークの入りやすい子には特に向くと思いますし、普通のショーマナーの入っている子が使用するには問題ないのですが、ショーマナーの入っていない子犬なんかだと、ぎゅうぎゅう引っ張って伸びたり、最悪切れてしまうことも…。
そんな子は本当にショーの一瞬だけ使用するか、しっかりマナーを入れて使用してください。(^-^)