あつ〜い。(+革の話。)

ひたちなかのドッグショーに行ってきました。

本日の納品。


全長110cm ピンク/ゴールド/ラベンダー
参考価格 ¥7,060


先週のスパニエル系のお客様の3本目です。
(もともと、3本一緒にご注文頂きました。)

この方、実はアメリカでもリードをオーダーしたこともあるとかで、実は気に入ってもらえるか、お眼鏡に適うかどきどきでした。
でも、いろいろ会場で相談したり、自分が今まで触れてきた犬種とは、種類もサイズも違う話を聞けたのですごくためになりました。
サイズの割にはスパニエルやレトリーバーの7グループは活動的そうでした。
ちらっと「革のリードは消耗品だから。」と口にしたのを聞いた時、そう思いましたね。(^-^;)


確かに革リードは切れるんです。
切れやすいわけではないんですが、革という素材なので負荷を掛け過ぎたり、傷が多くなってきたりして、何かのきっかけがあれば切れない素材ではありません。
自分でも以前飼っていたバーニーズに牛革の首輪(幅はあるけど、チョークで締まるタイプでした。)を付けていて、ぱっつり切れた事があります。(T_T)

ただ、それを判っていてもなお、革リードは美しさや、存在感の点でよく売られているナイロンのリードより上だと思われますし、革という素材は犬へのあたりが良いはずです。
(両方を自分の皮膚に当ててこすると良く判ると思います。ナイロンはやはり擦れるとチリッと痛みますが、良い革は湿った感じがあり、それほど痛みは感じません。)
そして、犬がひっぱってショックがかかった時に、人にも犬にも強い衝撃が行かず、革が吸収するという特性もあります。


ま、うんちくはこの辺にしておきましょう。(^-^;)
要は革リードは使い方や犬によっては切れることもあるけど、それを補ってなお使用する価値のある良い特性がある、という事です。

特に私の使用している革は牛より少し伸びやすいという特性がありますので、その辺だけ注意してもらえると助かります。
伸びやすいということはショックは吸収しやすいので、例えばチョークの入りやすい子には特に向くと思いますし、普通のショーマナーの入っている子が使用するには問題ないのですが、ショーマナーの入っていない子犬なんかだと、ぎゅうぎゅう引っ張って伸びたり、最悪切れてしまうことも…。
そんな子は本当にショーの一瞬だけ使用するか、しっかりマナーを入れて使用してください。(^-^)